会社概要
伝統のいぶし瓦を現代へ、世界へ伝える100年の窯元。
光洋製瓦は、日本伝統のいぶし瓦を守りつづける窯元です。瓦の生産が盛んだった兵庫県姫路市船津町で1920年に創業。船津は良質な土と瓦製造に必要とされる水環境が整っていたことから一帯には多くの窯元が生まれ、瓦の一大産地として名を馳せました。現在では、光洋製瓦がこのエリアでいぶし瓦を製造する唯一のメーカーとなっています。100年に渡る実績といぶし瓦の高い品質が認められ、世界文化遺産姫路城の平成の大改修の際には、瓦葺きを手掛ける一社として名を連ね、しゃちほこ(鯱瓦)も手掛けました。現在は、いぶし瓦の技術をインテリアマテリアル「KOYO IBUSHI」に発展させ、伝統のいぶし瓦を現代に伝えながら、いぶし銀の輝きを世界へ発信しています。
メッセージ
いぶし銀の輝きは、
変幻自在。
代表取締役
笹田奈都子
いぶし銀は、いまや日本でしか作り出せない技術と言われています。
その輝きの中には、味わい深い日本のわびさびの世界があります。
現在では、大小含め瓦の窯元は全国に70軒ほど。
年々減りつづけていますが、自然の中からしか生み出すことができない
いぶし銀の輝きを絶やすことなく受け継いでいきたいという想いでやっています。
光洋製瓦が手掛けた瓦を見ていただくとわかるのですが、
鳥伏間(とりふすま)が上に向かってなめらかに反っています。
その曲線を辿っていくと、空にまあるく円を描いて
反対側の鳥伏間とつながるようになっているのが特徴です。
空に弧を描き、太陽とつながって輝いているのです。
光洋製瓦の「光洋」とは、陽を受けて輝くいぶし瓦の光で世界(洋)を照らすこと。
受け継がれてきた、いぶし瓦への愛と光そのものです。
いぶし銀の魅力と輝きは変幻自在なものだと思っています。
固定概念に捉われることなく、
屋根から降りていぶし瓦の可能性を見つめたことで
世界にいぶし銀の魅力を届けられるKOYO IBUSHIが生まれました。
屋根瓦から壁材・床材へと広がりを見せたように、
姿形を変えながら、これからも世界規模で
いぶし瓦の可能性と未来を創造していきます。
会社概要
会社名 | 日本伝統いぶし瓦窯元 光洋製瓦株式会社 |
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代表者 | 代表取締役 笹田奈都子 |
創業 | 大正12年3月10日 |
資本金 | 10,000,000円 |
所在地 | 〒679-2101 兵庫県姫路市船津町5241-5 地図はこちら |
電話番号 | 0792-32-5295 |
FAX番号 | 0792-32-7003 |
info@koyoseiga.co.jp | |
事業概要 |
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建築業種 | 屋根工事業 |
建設業者登録番号 | 知事(般一22)第460820号 |
商標登録 | 「神崎瓦四日窯ささだ」登録第4752286号 「KOYOいぶし」登録第5325128号 「光洋」登録第5325127号 「招福鬼鈴」登録第4788215号 |
許認可・取得資格 修了講習等(重複者あり) |
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加入団体等 | (社)全日本瓦工事業連盟 |
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薫銀別邸KUNGIN BETTEI
いぶし瓦の邸宅で感じる、里山の暮らしと瓦。
今、多くの新築住宅が建つ一方で、その土地の瓦を使う住宅は減り続けています。光洋製瓦は1920年の創業から、100年にわたり瓦屋根をつくり続けてきました。その工場の敷地内に、先代が建てた家があります。瓦屋根の技を尽くした瓦の邸宅。伝統的な日本家屋で過ごせる機会が少なくなったことから、滞在型工場見学施設として改装し、薫銀別邸をつくりました。工場見学だけでなく、土に触れる瓦づくりの体験なども可能で、暮らすように体感することができます。毎月数回行われる、いぶし瓦の窯出しに立ち会うことができるかもしれません。
瓦は建築マテリアルのひとつです。瓦を見るだけでは、屋根を知ることはできません。喧騒を離れ、地域文化によって育まれた伝統的な建築に触れ、理解を深めることができる滞在施設です。
アクセス
<車>
播但連絡道路 船津インター | ~ 1.6km(約5分) |
中国道 福崎インター | ~ 8km(約15分) |
姫路駅(姫路城) | ~ 12km(約30分) |
★大型バス駐車スペースあります。
大型車は南側からのお越しください。北側の交差点は狭く曲がりづらいです。
<電車>
姫路駅から播但線 香呂駅(18分) 香呂駅~3.7km(駅タクシー有)
<バス>
姫路駅北口バス停 7番乗り場から
61.山田経由北条行 | 太尾北口(40分) ~650m |
62.大貫経由北条行 | 太尾北口(40分) ~650m |
81.江鮒団地・南山田経由北条行 | 太尾北口(40分) ~650m |